■ ID | 537 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 埼玉県におけるオゾン濃度と気象との関係について(2) |
■ 著者 | 武藤洋介
埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第47回大気環境学会年会、平成18年9月20日 |
■ 抄録・要旨 | 1999年度に紫外線吸収法オゾン計が導入された大気汚染常時監視測定局から5局を選定し、特に高濃度が多く測定された2000年度の測定データについて時間値が120ppbを超えた日を抽出した。さらに、上記のそれぞれの測定局における高濃度日について、関東各都県の大気汚染常時監視データの時間値を地図上に表示してオゾン濃度と気象との関係を調べた。
県北部でオゾン濃度が特に上昇した7月23日は、9時頃に東京都西部から千葉県北部にかけて海陸風前線と思われる風の収束域が発生し、その付近でオゾン濃度が上昇し、海風の進入により高濃度域が北上しながらさらに濃度が上昇した。その他の高濃度日についても埼玉県内でオゾン濃度が高くなる場合には、その日の午前中に関東南部の風の収束域付近でオゾン濃度が上昇し、その後、海風の進入により汚染気塊が内陸部へ進行して時間の経過とともにオゾン濃度がさらに上昇していく傾向がみられた。 |
■ キーワード |
| 一覧に戻る |